CDの歴史について紹介!
現在では音楽保存メディアとして一般的になったCDですが、どのような歴史をたどって現在に至るのでしょうか。今回は、CDの歴史について紹介していきます。

CDの歴史

世界で初めてCDが生産されたのは1981年

世界で初めてCDが生産されたのは1981年とかなり最近の事です。半世紀にも満たない間に世界各地に広まり、1982年からは世界的に大量生産が行われるようになりました。最初のCDに収録されていた曲は「ニューヨーク52番街」という曲であり、世界で最初に販売が開始されたCDです。
ちなみに、日本で最初にCDの生産が始まったのは同年(1982年)10月のことになります。世界で最初のCD生産が始まってから約2か月と比較的早いタイミングで普及が始まっています。当時は日本と西ドイツにしかCDを生産することができる工場が無く、レコードが人気であったアメリカで生産が始まったのは1983年3月の事でした。

後に圧倒的な人気を獲得したCDは、1987年にレコードの普及率を超えることとなります。レコードが生産され始めたのは1800年代後半であり、CDの誕生までに約100年の歴史がありました。しかし、CDはレコードの普及をたった5.6年で塗り替えることになったのです。

CDは2社の共同開発商品

CDは現在でも有名な「SONY(ソニー)」と「PHILIPS(フィリップス)」の共同開発商品です。CDの開発は「ジェームズ・ラッセル」が先頭に立って行われ、1965年から研究が進められていました。PHILIPS(フィリップス)とSONY(ソニー)が共同開発を行う意向を固め、開発を開始したのが1979年になります。開発開始から発売までは、約20年間の歳月がかかっており、非常に洗練された理想的なメディアであることが容易に想像できます。

世界初のCDプレイヤー

CDだけがあっても再生することができる機械が無ければCDの意味がありません。世界で初めてCDプレイヤーが発売されたのも、CDの発売年と同じ年です。SONY(ソニー)が発売した最初のCDプレイヤー「CDP-001」は、値段が16万円を超える超高価格でした。そのため、企業や店舗・富裕層など一部の方しか購入することはできませんでしたが、それでもある程度の販売数を記録しています。画期的な記録メディアの誕生が期待されていただけに、高価なCDプレイヤーも売れていたということです。

最初のCDプレイヤーは「垂直式」と呼ばれるディスク挿入方法でした。任天度が発売していた「Wii」を想像すると分かりやすいですが、CDを垂直の向きで挿入することが特徴です。現代ではトレー型が浸透しており、DVDと同じようにトレーを介して挿入するタイプや横方向で直接挿入するタイプが主流となっています。垂直型の発売に、CDプレイヤーを開発していた各社が驚き、使いづらさを改善するために生まれたのがトレー型とされています。SONY(ソニー)が最初に開発したCDプレイヤーはかなり大きな機械であり、見た目もずんぐりしていたのでいまでも「ゴロンタ」という愛称でマニアの間では呼ばれています。

まとめ

CDはレコードの長い歴史をあっという間に塗り替えた発明品であり、発売から約40年が経過した今でも人気は根強く残っています。
レコードも「ハイパーソニック・エフェクト」が魅力となっており、一部マニアでは人気を博しています。
改めてそれぞれの良さに触れ、皆さんの音楽鑑賞にアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。